輪るピングドラム 第24話
二人兄弟が犠牲になって、ヒマリちゃんとリンゴちゃんは生き残るエンド。女子が犠牲にならないのは、少女マンガだからかな。
まどかはまどかが犠牲になって、全世界と魔法少女が魔女になるシステムを改変するという、ある意味、主人公が犠牲になって世界が救われるエンドという意味じゃ似てたのかなと思いましたが、なんで、まどかは感動して、ピングドラムは、ボー然として見てただけなのかと、少し考えました。
最初、ヒマリちゃんが死んだ後に突然復活して、ピングドラムを取ってこいと兄弟に命令する所から始まるんだよなぁ。で、兄弟は、ヒマリちゃんが可愛いから、手帳をリンゴちゃんから奪おうとする話だったはずです。
最後の最後の方で、実は3人とも他人の子だったのが、兄弟となり、ヒマリが妹となり、で、その親が地下鉄サリン事件を思わせる事件を起こして、その罪を背負って生きる事になり、っていう話だったなぁ。で、事件の被害者が兄弟の先生だったり、手帳を奪おうとする女は、実は兄貴の兄妹だったって明かされたりという。
結末は、リンゴちゃんが世界線を乗り換える呪文を発動して、兄弟2人が犠牲で死んで世界から忘れ去られて、ヒマリちゃんは、別の親から生まれた事になってて、リンゴちゃんも生き残るっていうもの。ピンク髪の医者は、どっかに消えてるという。
ヒマリちゃん視点から見れば、都合のいいように二人の男(兄と弟)にピングドラムの呪文を集めさせて発動させて、世界線を乗り換えた話かな。ヒマリちゃんが何の犠牲も払ってない、元々ヒマリちゃんが悪いわけじゃないから犠牲を払う義務はないから、自己犠牲を求めるのはおかしいけどね。
まどかは、犠牲を払う必要が無いまどか、まどかが悪いわけじゃないのに(魔法少女が魔女になるシステムをエネルギーを取り出すために持ち込んだのは、キュウべぇだし、契約をしたのは、それぞれの少女なのに)、魔法少女達を救うために、まどかが「犠牲」になるという、自己犠牲と救済の物語だったからなのかと思いました。
してみると、犠牲になる必要のない女の子萌えキャラが犠牲になって魔法少女(ほむら)を救うのが、まどかの物語としての感動ポイントだったのかなぁと思いました。
一方、男の子キャラが女の子キャラのために見返りなく犠牲を払う物語に感動できると、ピングドラムで感動できるのかなと思いました。
どちらが、(ゆるい)百合度が高いかというと、まどかだろうし、「(ゆるい)百合友情萌え」がまどかで、どちらかというと古典的な「男子犠牲女子救済萌え」が、ピングドラムなのかなぁと思いました。そう言えば、ピングドラムには、ゆるい百合要素すらなかったなぁ。女子キャラが求めて消費するのは、絶対男キャラだったしなぁ。そこんとこの古典的な少女マンガ性質で萌えなかったんだろうかと思いました。
まどかはまどかが犠牲になって、全世界と魔法少女が魔女になるシステムを改変するという、ある意味、主人公が犠牲になって世界が救われるエンドという意味じゃ似てたのかなと思いましたが、なんで、まどかは感動して、ピングドラムは、ボー然として見てただけなのかと、少し考えました。
最初、ヒマリちゃんが死んだ後に突然復活して、ピングドラムを取ってこいと兄弟に命令する所から始まるんだよなぁ。で、兄弟は、ヒマリちゃんが可愛いから、手帳をリンゴちゃんから奪おうとする話だったはずです。
最後の最後の方で、実は3人とも他人の子だったのが、兄弟となり、ヒマリが妹となり、で、その親が地下鉄サリン事件を思わせる事件を起こして、その罪を背負って生きる事になり、っていう話だったなぁ。で、事件の被害者が兄弟の先生だったり、手帳を奪おうとする女は、実は兄貴の兄妹だったって明かされたりという。
結末は、リンゴちゃんが世界線を乗り換える呪文を発動して、兄弟2人が犠牲で死んで世界から忘れ去られて、ヒマリちゃんは、別の親から生まれた事になってて、リンゴちゃんも生き残るっていうもの。ピンク髪の医者は、どっかに消えてるという。
ヒマリちゃん視点から見れば、都合のいいように二人の男(兄と弟)にピングドラムの呪文を集めさせて発動させて、世界線を乗り換えた話かな。ヒマリちゃんが何の犠牲も払ってない、元々ヒマリちゃんが悪いわけじゃないから犠牲を払う義務はないから、自己犠牲を求めるのはおかしいけどね。
まどかは、犠牲を払う必要が無いまどか、まどかが悪いわけじゃないのに(魔法少女が魔女になるシステムをエネルギーを取り出すために持ち込んだのは、キュウべぇだし、契約をしたのは、それぞれの少女なのに)、魔法少女達を救うために、まどかが「犠牲」になるという、自己犠牲と救済の物語だったからなのかと思いました。
してみると、犠牲になる必要のない女の子萌えキャラが犠牲になって魔法少女(ほむら)を救うのが、まどかの物語としての感動ポイントだったのかなぁと思いました。
一方、男の子キャラが女の子キャラのために見返りなく犠牲を払う物語に感動できると、ピングドラムで感動できるのかなと思いました。
どちらが、(ゆるい)百合度が高いかというと、まどかだろうし、「(ゆるい)百合友情萌え」がまどかで、どちらかというと古典的な「男子犠牲女子救済萌え」が、ピングドラムなのかなぁと思いました。そう言えば、ピングドラムには、ゆるい百合要素すらなかったなぁ。女子キャラが求めて消費するのは、絶対男キャラだったしなぁ。そこんとこの古典的な少女マンガ性質で萌えなかったんだろうかと思いました。
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